憩室炎で入院するケース
憩室炎の初見治療は、軽度であれば抗生物質の経口投与等で様子をみながら経過観察する形になるのが大半と思いますが
・下腹部の激しい痛み
・血液検査による炎症参考値「白血球数とCRP値」の異常
・下腹部CTでの「結腸部の壁肥厚」などの異常診断
が見られる場合は即日入院を宣告される場合が多く、最低1週間の・・・
絶食治療
となり、食べることが許されない缶詰入院となります (´;ω;`)ウッ…
病院にもよると思いますが、家に帰る事もできず即監禁になることにショックを覚えたものですが、2回目3回目の入院となると「あっけらかん」とするものです(慣れは怖いw)
いざ憩室炎の治療入院
逮捕された気分になる入院患者識別腕バンドをさせられ
まずは栄養失調を防ぐための点滴投与用カテーテルを、腕静脈に注射でぶっこまれる事からスタートです
余談でマニアックな事を言えば
点滴用カテーテルは太ければ太いほど長持ちするけどライン取り(血管内留置)が難しく、細いモデルはライン取りが簡単ですが詰まりやすく寿命が短いです
ちなみに点滴が落ちず、カテーテルが詰まったら「血液凝固阻止剤」(ヘパリンロック)というもので、凝固した血液を押し出す事があるのですが
これが割と痛い (´;ω;`)ウッ…
私は静脈血管が細く3日持てば良い方で張り替えの常連でした💦
漏れる・詰まるたびに再ライン取りを行いますので、4回の入院(70日)を経験したベテランになっちまった自分は
何十発静注したかもうわからんw
状態でございます (´・ω・`)
ちなみに点滴ライン取りは看護師さんが行いますが失敗はつきもの
静脈にカテーテルが入らず、再注射はガッカリかもしれませんが、そこは笑って「がんばれ!」や「もっかい👍」など、器のでかさを見せると看護師さんも気が楽になるのでお互いメリットがあると思います
絶食治療時の点滴種類
以下、私のケースになりますが
抗生物質系の「クラビット点滴静注パック 500mg/100ml」×1
ブドウ糖系「グルアセト 35注 500ml」×1
アミノ酸系「ビーフリード500ml」×3
時期によっては抗生物質が違ったり、栄養系の割合が違ったりしましたが
1回目の入院はこのローテーションで1日を過ごしました
静脈垂れ流しの「計2000ml強の点滴」が言わば主食状態になりますので、点滴が切れてるときは不思議とお腹が減る気分になっちゃいます
ただビーフリードは大っ嫌いでした (+_+)
「ビーフリード 血管痛」で検索して頂ければネタが出てくると思いますが、流すたびにジンジンとカテーテル留置部の痛みが出てきて本当に最悪💦
ヘパロックで押し込まれ時は悶絶するほど痛いです (´;ω;`)ウッ…
我慢できない時は点滴の速度を遅くしてもらうようお願いできますので、私みたいに勝手に速度を落とすようなことをせずw、遠慮なく看護師さんに相談しましょう
絶食治療が終わるとき
入院時の定期血液検査にて炎症値が収まってきたら、低残渣食が始まりますが
次回エントリーへ続く