42歳・憩室炎で大腸を切った男

ぶり返す結腸憩室炎で腹腔鏡下S状結腸切除術を受けた記録

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大腸憩室炎とは

こんにちわ (・ω・)ノ まっつあんことゴルフ咲夜の闘病ブログです
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以下より本編になりますので、ゆっくりしていってね (*'ω'*)

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当ブログでは時間差の闘病記を記述していこうと思いますが、立ち上げほやほやにつき、まだまだ自己紹介関連の記事を書いていこうと思います

大腸憩室炎という病気とは?

家庭版MSDマニュアルによれば

憩室炎(けいしつえん)は、1つ以上の風船状の袋(憩室)に炎症や感染症が起きた状態です

と定義されています

詳しくは↑をチェックしてみてください

大腸(結腸)に発生し、特に大腸の中でもS状結腸に最も起こりやすい病気で私も同じくS状結腸患者です

まず憩室とは

大腸内の粘膜が内部からの腸圧に負けて腸外部に膨らみ、ポケットのような穴ができている状態でこの状態を「憩室」と言い、40歳以降の成人であれば10人に1人くらいの割合で「憩室」持ちみたいです

※大腸内視鏡写真は2019年12月の私のもの (/ω\) ↑がS状結腸の憩室

憩室自体、何もなければちょっとした大腸の凹みで済む話なのですが、問題なのは「憩室炎」で炎症を起こした状態でして、憩室への便の詰まりなどで細菌が繁殖し、炎症に繋がるのがほとんどのようです

後日「闘病記」で記述するつもりですが、私のように「穿孔」を起こし腹膜炎を発症した場合などは「重度の憩室炎」となります💦

最悪のケースでは、炎症が原因で膀胱などの多臓器に癒着し「瘻」と呼ばれる貫通状態になる場合もあるみたいです

憩室炎の初見症状

・下腹部の痛み(チクチク感)、私は2019年冬に左下腹部のチクチク感
・微熱や倦怠感

突然の腹痛ではなく、軽微な慢性症状から始まりました

発症当初は抗生物質の投与で良化しましたが「穿孔」を起こしてからはクセになり、何度も炎症(腹痛)を起こしてしまいます

最悪の場合は血便状態になるらしいのですが私は便は無症状でした

憩室炎の検査による判断

・血液検査による炎症反応値の確認(白血球とCRP)
・腹部CT
・大腸内視鏡検査(炎症が酷い場合は基本的にやらない)

特にCRP値が重要であからさまに異常な数字が出ます
私は穿孔が発覚した直後の血液検査では「20オーバー」の重体レベルまで達しており、笑い事じゃありませんでした💦(その時はまだ余裕かまして笑っていましたが)

重度憩室炎が疑われる場合は、腸壁が破れるリスクのある大腸内視鏡検査はまずやりません、実際に検査するのは軽度の初見時か一時安静状態になってから行います

憩室炎の治療

・抗生物質の経口投与、合わせて流動食による腸の安静
・2週間程度の絶食入院、常時抗生物質と点滴投与
・手術(結腸切除術・人工肛門造設術) など

緊急手術になるケースは憩室穿孔が酷く、命に係わる腹膜炎を起こした場合で、基本的に症状に合わせて上から順番の、嫌なステップアップ治療になります

ただほとんどの方が軽微症状で終わるらしく
私のように手術になるケースは稀だと思います (´;ω;`)ウッ…(羨ましい)

余談ですが永久人工肛門造設になった場合は、障碍者4級認定で社会保障を受けられるようです
僕も可能性があったので病院ベットで少し勉強しておりました

憩室炎の原因

・食生活の欧米化、暴飲暴食
・喫煙
・ストレス

の3大要素といわれています、ちなみに私は全部当てはまりました (´・ω・`)

こうやってみると私のようなサラリーマンの現代社会人病のような気がしてきました!
・・・が、改善するべき内容だと思います